久々の海外IDWコミックの翻訳版!!「トランスフォーマー:フォー・オール・マンカインド」の感想:レビュー

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海外の「Transformers」といえば、玩具や映画の展開だけでなく、IDW社によるコミック展開も大きな柱の一つです。
しかし残念なことに、日本への導入はほとんどされていないというのが現状。
Amazonなどで海外版を購入することはもちろん可能ですが、やっぱり日本語翻訳されていないというのはハードルが高いですよねー。
日本における翻訳版の導入は、直近では、2015年3月に発売されたトランスフォーマー:オール・ヘイル・メガトロン」を最後にそれ以降音沙汰がありませんでした。

「オール・ヘイル・メガトロン」発売から約2年
満を持して今回新たに「トランスフォーマー」のアメコミの日本語翻訳版が発売されました。
それが今作トランスフォーマー:フォー・オール・マンカインド」です!
発売元がヴィレッジブックスに変更されましたが、内容としては「オール・ヘイル・メガトロン」と地続きになっています。
続編ということで前作を読まないと理解できないのかというとそうではなく、本作からでも十分話の筋は追えるかと思います。
「解説用の冊子」が別で付属されていたり、「登場全キャラクター解説」が記載されていたりと、色々親切設計!

◆あらすじ

メガトロン率いるディセプティコンの地球征服は、オプティマス・プライムら、オートボットの手で阻止された。
メガトロンの死でディセプティコンは壊滅したが、それで全てが終わったわけではなかった。
トランスフォーマー達の戦いで甚大な被害を被った人類は、あらゆるトランスフォーマーを憎むようになっており、勝者であるオートボットも人々の前から姿を消さざるを得なかったのだ。
こうして、長く苦しい戦いの果てにトランスフォーマーと人類が袂を分かってから2年の年月が過ぎ去った。
そして今……。

 

作品の空気感は、実写映画に近くて割とシリアス。
所々のシーンやセリフ回しなんかは実写映画よりもよっぽど大人向けかもしれません。
なので日本のトランスフォーマーファンは、これまでのトランスフォーマーとは異なる新鮮な感想を抱くんじゃないでしょうか。
個人的には、特にIDW版アメコミに詳しくはないんですが、後のシリーズである「RID」と「MTMTE」への分岐のきっかけ(おそらく)が描かれていたのが面白かったです。

ただ色々なところで話題に挙がっているように、キャラクター名が通例と違うなど気になる点もあるのは確かです。
私も読んでいて少し困惑するところがありましたが、まぁ「話の筋」はちゃんと分かるので細かいところは自己で補完していけばいいかなーとも思います。

そして気になるのは、続刊が発売されるのか?という点。
この点は既に解決されていまして、コミックの帯に続編「トランスフォーマー:インターナショナル・インシデント」が今年の夏に発売される旨が記載されています!
しっかりシリーズとして刊行していく予定があるというのはファンとしては嬉しいところですねー。
特に本作から始まる通称「旧on going」シリーズは全7巻ですので、これが完結するまでは発売を続けてほしい!